tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

ファイブKのテニス雑感 セカンドライフを楽しむ年金受給者のこだわりテニス日記

『あの戦争から遠く離れて』

昨日は会社のボーリング大会だった。
ボーリングは2年ぶりかな。1年に1回労使共催で実施していたけれど昨年は事務所が移動していたし、した記憶もない。

結果は78人中28位でした。このブログにも登場させた一緒に仕事をする彼女にも惨敗、飛び賞ももらえませんでした。

成績なんかどうでもいいのだが、これが今の工場のメンバーでする最後のボーリング大会になると思うと寂しい。
隣のレーンの子も入社してきたときこのボーリングで一緒に投げてよく話すようになったが、ひょっとすると別れることになるかもしれない。

工場が収束することはまだ派遣社員には公表されていないが、聞き知って新しい派遣先に行く人も出だしたし、どんな結末になっていくのか。

戦後の団塊世代(やや後かも)として、幼い時は貧しかったけど高度成長期で中流生活ができたが、さてこれからはどうなることやら。

でも同じ時期にもっと過酷な人生を生き抜いた人もいることを知った。

それは最近読んで感銘を受けたこの本
『あの戦争から遠く離れて・私につながる歴史をたどる旅』

作者は中国東北部(いわゆる満州)で残留孤児となった父をもつ城戸久江さんという方で、
父の帰国を果たすまでの中国での人生と、自分がやがて父の養父母を訪れるまでのことを、10年間調べ上げ書いたという力作です。

終戦直後の混乱から親と離れ離れになり、中国人の養父母のもとで逞しく生き、日本人のアイデンテティを求めて独力で帰国を果たした父を克明に追っています。
日本人であったにもかかわらず、愛を注いだ養父母や近隣の人たちと、それに応えるように誠実にも強く生きた父。中国に留学し中国語を学び、そこを訪れ、父の人生を発見した娘。

昨今の親子関係を考えると、とても素晴らしくうらやましい。
この親にしてこの子ありなんだとも。(良い意味で親の血を引いています)

我が子は、親としての自分はどう成長できたのか、考えさせられる本でした。

日記 | 投稿者 ファイブK 16:58 | コメント(3) | トラックバック(0)
<<  2007年 10月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
月別アーカイブ
最近のコメント
こんばんは。お久しぶ…
レフティスタイル 10/09 18:19
いつも楽しく拝見させ…
ごーごー足ニス 10/06 07:14
tetuさん、ご無沙…
ファイブK 10/03 06:53
こんばんは。今度…
tetu 09/22 23:07
滋賀賢人さん、こんに…
ファイブK 07/22 10:50
最近のトラックバック
遠路はるばる・・・
06/22 23:03
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。