ファイブＫのテニス雑感 セカンドライフを楽しむ年金受給者のこだわりテニス日記

髪は白くなってきたが、私が白寿の歳になったわけではない。
実の母のことである。

母は大正３年生まれ。いつまでもお若いと思っていた国民栄誉賞の森光子さんより６歳上である。

今年10月10日で満98歳、数えで99歳となった。

それにしても百から一を引いて白という字になるから白寿なんて昔の人はうまいこと当てたものである。

そういうことで子5人とその連れ合い4人（残念ながら長姉の連れ合いは4年前に亡くなった）
で温泉旅行に行ってきた。



行き先は鳥羽。
吉永小百合さんや山口百恵さんらが主人公を演じたあの「潮騒」の舞台である。
（神島は映っていないが）



私も、今ここにあるのもお母さんのおかげですとお祝いと感謝の言葉を作ってきて読み上げた。



あわびの踊り焼き（断末魔みているみたいだが）やら伊勢えび料理やら満喫した。

いつもならビジネスホテル素泊まり5500円ぐらいにしか泊まらないから、観光ホテルなんて久しぶりだ。

年寄りにお金を使わせるためのいい訳には祝い事をすべしとか、経済活性化になったかな。



外宮、内宮にも寄ってみた。



来年は遷宮の年だそうで隣に新しい社が建っていた。

これも20年後にはこうなるのか。









紅葉と桜が一緒に眺められる不思議な（不思議でもないか）光景だ。



長寿の秘訣はよく食べて、よく歩くことだろうか。

少しの距離ならしっかりとした足取りで歩ける。

長兄（78歳）より足取りはしっかりしている。

車椅子に乗ったらと言っても、いや歩くという。

歩けなくなったら間違いなく老化するのだろう。

次の目標は100歳、そして111歳（川寿）だな。

川寿なら名前もぴったしだ。

でも子の方が先に逝くかも。

少しの距離でも車を使ってしまう、辛抱の足らん我が心、
古希も危ないぜ。

暖かくなってスクールの皆さん半袖シャツだった。

今日はボレーの最後の日。

ロブカットだった。
そうだこういボレーもあったんだ。
滅多には使わないが、下がって相手に詰められよりはましかもしれない。

ボレーした後のスプリットステップは始めたころよりは確実にできるようになったと思う。

土曜日はメンバーは個性的でレベルの高い方ばかりなので楽しいのだが、お昼どきなので一日つぶれてしまうのがたまに傷。
帰っても中途半端な時間になってしまう。

今日はそのまま田舎のお袋の顔を見に行った。


紫陽花の葉が出始めていた。



アマリリスと切干大根（何の関係もない）



お袋がお風呂のかまどで焼き芋を作ってくれた。
お風呂は薪を燃やすいわゆる五右衛門風呂だ。

紫サツマイモも味は一緒で美味しかった。

ひ孫（次女の孫）は今年小学校入学だそうで、自分で作ったこれをプレゼントするそうだ。

プラスチックで編んだかごだけど喜ぶだろか。ひいおばあちゃんの気持ちが伝わるといいのだが。

最も年長のひ孫(長男の孫）は成人式だったそうだ。

ひょっとするとひ孫の次・・・やしゃごだったけ・・・が見られるかもしれないな。

これはやっぱり後4年、100歳までは元気でいてもらわなければ。

暖かくなったらとたんに目がかゆくなってきた。くしゃみもでてきた。

春一番より花粉症のほうが咲きに来てしまった。
春を告げるのが花粉とは・・・トホホ。

「母は来ました。今日も来た。・・・」
双葉百合子さんが歌う名曲「完璧の母」←違う違う「岸壁の母」
こんな悲しい話を駄洒落のように言ったらヒンシュクかうな。

岸壁の母といえば舞台は舞鶴。

母は94歳。当然子供たちも恒例　高齢。親兄弟揃って旅行に行くチャンスもいつまでもないだろうと集って舞鶴方面へ遊びに行きました。

舞鶴には甥（姉の子）がいます。
残念なのはこの子の親（義兄）が今年亡くなっていないことでした。

滋賀県で合流して車3台で目的地に向かいました。

オバマ大統領の出身地←違う違う
小浜の海岸で持ってきたおにぎりで昼食です。


舞鶴にある金剛院、平安時代に作られたものとか。
紅葉のなかの三重の塔が時代を感じさせます。


そして冒頭の引揚記念館です。

シベリア抑留生活の悲惨な様子が展示されています。
戦争が生んだ悲劇です。
昨今海外に派兵しようと考える人がいますが、平和の誓い、もう一度思い出せといいたいですね。



民宿で一泊、刺身がとても美味しかったです。
前の海がイケスだから新鮮です。
朝焼けです。


翌日は天橋立観光です。
どうして股のぞきするようになったんですかね。


股のぞきするとこんなかんじです。
（上下さかさまにしただけです）

竜が天に昇るように見えるといいますが・・・う～ん？

伊根の舟屋も遊覧船から見てきました。
入り江で波が静か、海が深く干満の差が小さい、舟のほうが交通の便が良かったなど環境がうまく重なって出来上がったんですね。


しかしこの三連休は結局テニス出来ずじまいだったな。
親孝行できたからいいっか。

今日は岡崎のエンゾさんのホームコートへ行くつもりでしたが、あいにくの雨で中止でした。
当地も2時くらいまで小雨で、結局テニスはできずじまいでした。
明日は晴れそうですが、寒くなりそうです。

昨年義兄が亡くなり年始の挨拶は控えて、賀状が来たところへだけ寒中見舞いを出そうと思っていますが、また不幸があった場合はこういうものは出してもよいものでしょうか。

正月4日に母の家に兄弟、叔父叔母11人が集まりました。
正月2日に従姉（母の妹の娘）の連れ合いがなくなり、葬儀の後に一緒に食事をしました。
私の連れ合いが一番若くて55歳、最年長はもちろん母の93歳。
皆歳をとりました。

気がかりは姉の婿さんのこと。
肺ガンで医者に正月まで持たないと言われており、回復の見込みはないようです。

そう言っているうち先日会社で、別工場で一緒に仕事をしたことがある1歳年下の方が亡くなったと連絡がありました。

従姉の連れ合いは脳梗塞で5年寝たきりっだったし、昨年近所でなくなった4歳若い知人もやはり脳梗塞で数年寝たきりでした。

生きていてもこんな状態では家族がたいへんです。
従姉も病院を転々と（今は同じ病院に3ヶ月ぐらいしかいられないらしい）5年間毎日通い続けたらしい。

俺にはできないし、そうされたくもない。迷惑をかけずに死にたいもんですね。

とにかく自分のことは自分でできるくらいの健康ではいたいものです。

ところで母は葬儀場で杖を忘れそうになりました。
忘れるくらいなら必要ないはと叔母が笑っていました。

親類が実家に集まれるのも母が元気だからこそ。いつまでも元気でいてほしいものです。
私も母より”われやさき”の親不孝だけはしたくないものです。

ウィンブルドン男子決勝の放送までまだ時間があります。
今日は実家の母の家に寄って、午後はスクールのシングルスの大会でした。

テニスのことは次回にして今日は母とのEメールプロジェクトのことです。

申し込んでおいたADSLの機器が実家に届いたとの母からの連絡で、実家に赴き接続をしました。
作業は簡単に終わり、インターネットの接続のしかただけ教えてきました

とりあえずマウス操作に馴染むこと、クリックすれば何か見ることができると言ってきました。

さてここからが問題です。
92歳の母が関心を持って見れるWEBサイトは何なのかです。
地域の情報がわかるようなものを探してやりたいと思います。

後はメールソフトを開く方法を教えてやること。
そうすれば僕のメールだけは見ることができるでしょう。

もう少しです。

WIN-XPのライセンス認証を実施したのでＰＣをもう一度母のところへ持っていったがまた留守であった。
こんどもはるみ姉ちゃんに連れてもらって歌の発表会だったようだ。

話は飛ぶがこの姉ちゃんの息子（私からすると甥ですね）に二人目の娘が生まれたそうです。
甥もテニスが好きで、嫁はテニスコートで見つけたといっていました。
その娘の名前は「結衣」。
いい名前ですね。
偶然にも知っている人の名前です。

話を戻して忙しい人だ。
これからはアポイントメントが必要なようだ。

さて肝心のインタネットへの接続をどうしょう。
あまり調べずに中古ＰＣを買ってしまったが電話線のモジュラーコネクターのポートがない。
ということはモデムが内臓されていないのか。

昔なら電話線のポートがあって、LAN用コネクターポートがなかってLAN BOARDを追加したのだが。
フロッピーデスクドライブももうないし、電子製品の変化は早すぎるね。

いまさら外付けモデムを買ってもしようがないので、ADSLに加入しようと思う。
それで念のためNTTに電話してみたら、電話の名義が亡くなった父のままだった。
まず名義人変更からです。

ということでプロジェクトはまだまだ準備段階です。

母とＥメールをするために中古のＰＣを買って田舎に持っていったが問題が発生した。

(1)母にキーボードの字が小さいので見え難いといわれた。
これは鷹さんに紹介されたステッカーを購入してキーの上に貼ったので解決できると思う、
商品名「ヨクミエ～ル」といいますが、そのまんまですね。もうちょっとネーミングに・・・と思っちゃいますが効果さえあれば問題ではありません。


(2)田舎において1週間後の昨日、起動するとSTART画面が出てきません。（OSはXP)
買ったときは問題なかったのですが。
ライセンス認証をしていないのが原因かもしれないと思い、マイクロソフト社に電話して音声に従って行なうと既に認証されていると音声が返ってきました。
中古だから当たり前かなと思うが問題は解決していない。
しかたなく担当につないでもらって指定されたIDを打ち込むとOK、解決しました。
有効期限が設定されていて30日以内にライセンス認証しなければいけなかったようです。
受け取ってから2週間しか経っていないのに期限がきたということは販売店（ネットで購入）のセットした時がもっと前ということか。
送付案内にはそんなこと一言も書いてないし、サービス不足です。

(3)ありゃりゃ、LANケーブル用ポートしかない。
最近のデスクトップPCはモジュラーケーブル用ポートがないのですか。今頃気がつきました。

さてインターネットにつなぐにはどうしよう。
電話線とLANポートをつなぐケーブルってあったのかな。

ADSLとか光ネットとかだと費用もかかるし、ダイアル接続でいいかなと思っていたのですが考え直したほうがいいのか。
コンピュータにうといので思案中です。

日曜はスクールの試合が終わった後、母のところへ寄った。
シングルス５セットしてヘトヘトだったが買った中古のデスコトップパソコンを車に積んであるので近くまで来た以上持っていかなければ。

母とＥメールするプロジェクトの開始です。
とりあえず物事は始めなきゃ始まらない。

インタネットエクスプローラとOUTLOOK EXPRESSはすでにインストールされていたので、ワードだけ事前に追加しておいた。

まず起動と終わり方を紙に書きながら母に説明する。

マウスなんて扱うのは初めてだから画面の⇒をアイコンの上に持ってくるのがなかなかできません。
そのうち馴れるのを期待しよう。
ダブルクリックができたから大丈夫でしょう。

キーボードの字がワープロ（東芝のルポ）より小さいので見にくいという。解決策ないなあ。
大きい字のキーボードて売ってるかな？

ENTERキーは上から「実行」と書いたラベルでも張ってやろう。

ワードを開いて数文字打ってもらったがひらがなを探しながらだけど問題ない。

ローマ字入力ができないからカナ入力に固定しておいた。
尋常小学校だけしかでてませんからアルファベットはわかりません。

もし必要になったら、かなキーの位置で覚えてもらおう。
今日はここまで。

次来るときにモジュラーケーブルを持ってきてダイアル接続を考えてみよう。
ちゃぶ台もあったほうがいいかな。

ついでに母が新聞に投書した記事を紹介しよう。

ローカル新聞の「まちの声」という投書欄です。



原文もみましたが少しカットしてあります。
「・・・したいでせう」
さすがに新聞社もこのままではと思ったか「したいです」に直してある。

しかし理路整然でもっともな意見だ。
コストだとか採算性とかやぼなことは言わないでおこう。
92歳の老人の正直な気持ちが伝わってくる。

なんちゅう親や。この歳になってもまだ母には勝てない。

元旦、2日とトップアスリートたちの挑戦番組を見ていました。
うらやましいですね。あの身体能力。
俳優の永井大さんが意外や身体能力が高いですね。その道のプロ選手にひけをとらず大健闘でした。
できあがったものだけを見ているものはわかりませんが、そこまでたどり着くまでの努力は相当なものでしょう。

若いときから鍛えておけば誰でもそれなりになれた筈ですが、一生懸命うちこまなかったから現在の自分があるようでちょっと悲しい自分です。

95歳から水泳を始めたというおじいさん。目の前で100歳の世界記録達成です。（25m背泳ぎでした）
う～んとうなりました。敬服します。
年取ると自己防衛本能というのでしょうか、新しいことは避けて安全な道を行きたがるものですが、すごい挑戦です。

そういえば学ぶべき人が身近にもいました。92歳の母です。

息子が母のことを自慢するみたいでどうかと思いますが、自分に言い聞かせるためにも母のことを書きたいと思います。

母は尋常小学校しかでていません。戦争前までは会社勤めの父と京都に住んでいて、戦後今の地に農業をして5人の子を育てました。

そんな母が82歳のときにワープロを始めたのです。
同居していませんので始めた頃のことを覚えていませんが、
帰るとワープロ操作のことを質問された記憶があります。
10年前ですから、会社でも個人でパソコンを持っていなかったと思います。
今でも自分自身新しいことが身についていかないし、IT専門用語がでてくると拒否反応がでるのにその頃たいしたものだと我が母ながら感心していました。

少し前の新聞を大事に残してあったので紹介します。
これ以前に指導している先生が82歳でワープロを習う母を新聞投稿記事で紹介しているものがあったのですが、残念ながら残っていません。
92歳の人にインターネットの将来を書かれてしまうと、もうかないません。