2012年02月11日
公平とは?
公平とは?
こう書くとマイケル・サンデル教授の白熱教室「正義とは」みたいだけど、そんなに論理的に述べる力はない。
それに「そんなちっちゃなことでもめるなよ」と言われそうだが、わがテニスクラブのこの問題を書いてみたい。
レフティ・スタイル氏のコメントに反論となるかもしれないが。
まず背景となるクラブの現状を言うと
地元の成人を主とした30数名(女性は今や2名だけ)、競技指向でないが少しはレベルアップのために対外試合もしたいという人もいる。
現在の正会員の年会費は¥6000、半日単位で参加量¥200。
ビジター会員は年会費無料、半日単位で参加量\300。(この総会で¥500にアップ)
役員は部長、会計、クラブ対抗戦チームの幹事(過去には3チームあったが今年からは1チームになった。
役員には交通費、電話代、コピー代などの経費として小額(¥3000~¥1000)だが手当てがあてがわれる。
特殊性といえば町行政に団体登録しているということ。
団体登録すればコート代が一般市民より半額(1面1時間¥300)となるが、そのかわり町のスポーツ行事(年に5,6回)の各種役割に当らなければならいない。
夜の準備会議に数回、当日も1日拘束される。
私も2年やったが、好きなテニスができないのが不満だった。
しかしこれで年会費が浮くとなれば、それも必要ながまんだろうと思ってやったものだ。
ちなみにこの20年ほどで私は部長2年、会計2年、クラブ対抗戦チーム幹事延6年(県の理事も1年した)計10年はしている。
問題は
(1)ビジター会員の条件は?年会費と参加料金は正会員に対してどのくらいの割合が適当なのか?
(注2)ビジター会員の定義は決まっていないが概ね月1回程度の参加か年10回以下程度の参加ぐらいであろうか。
(2)対外試合にまったく出ない、あるいは当クラブから出ない人の年会費は正会員と差があるべきなのか?
(注2)外試合に出る場合は県テニス協会に個人及び団体登録費が必要
結局のところ受けるサービスと負担はどうあるべきなのかということだろうが、ここでは参加した会員が自主的に運営していくただの民間サークルの話なので、税金を払っているから市民サービスがどうとかいう話しではない。
(1)ビジター会員なる人が数名(5~8名)いる。ビジター会員を認めることが決まったいきさつを覚えていない。
ご近所ではなさそうだが、たまに男性が3人程、女性が1名来られる。友人のつてで入会されたのだろう。
特に話す機会もないので人となりは知らない。テニスのレベルは同等か私以上によいショットも見る。
年会費を払っているとか払っていないとか気にしたことはなかったというかビジター会員との認識もなかった。
ここにAさん(40歳ぐらいの男性)というずっと正会員で対外試合メンバーのNO.1だった人が入ると先日の総会で知った。
この人は特別な職種で特殊な交代勤務である。たまにしか来れない理由は承知している。
それでも十数年正会員であった。ここにきてビジター会員になる理由は聞いていないが、推測するに対外試合の出るチームが解散して、試合に出る場がなくなったからだと思う。しかもケンカ別れにのようなかたちだから新チームには移行しなかったようだ。
ビジター会員の事情を考慮すれば会費は安くてもよいというのも容認できないではない。
このクラブでしか、そしてたまにしか来れない人なら考慮できる。
しかし、たまに来る人は他のクラブでもやっていて、ここでしかテニスが出来ないという事情ではなさそうだ。
東京方面に単身赴任していて、1ケ月に1回程週末に自宅に帰えられる人がいるが正会員である。
(2)のこのクラブから体外試合に出ない人は、会費負担は少なくすればよい、会計的に運営もできるという提案した長老は自分のためだけではなくそういう人たちの代弁をしたとおっしゃる。
そもそも対外試合に参加することが普通の目標でチームを作ってきたが、月日が流れていろんな人が混じって良くも悪くも意見の相違が出てきたのだろう。
女性二人は自前でチームができなく、他チームで登録費を負担しているので当クラブに納める必要はないというのももっともである。
ここにBさん(63歳ほどの男性)という自分の都合で自チームを去って他チームに行った人がいる。団体登録だけ当クラブからしてくれと勝手なことを言っていた。
この人ものテニスの実力ではNO.1である。
試合に出ない人は負担が少なくてよいのが公平だと主張をすると、10試合でる人と1試合しか出られない人はどうなる。
登録してもチーム事情や都合で1試合も出られない人はどうなる。
そこまで公平にできるか。
対外試合に出てレベルが上れば、試合に出ない人もその人に合わせてうまくなっていくものだ。やがては還元されると考えるのはおかしいか。
ところでこう主張する(代弁させている)人は、役員をしていない。
役員がどんな負担をして会費を安くしているか知らない、知ろうとしない。
小額の手当てをもらっているといっても実費程度である。
ビジター会員はコート予約当番(月に4~5回電話予約はできないので朝の8時半に現地に出向かなければならない。)
もしていない。
AさんもBさんもどの役員も一度もしていない。
これで公平といえるのか。
Bさんには何度もクラブ対抗戦の幹事を頭を下げて頼んだが、にべもなく断られた上にチームを去っていった。
奇しくもどちらもチームNO.1だった。
総会である人が言った。「テニスの実力がNO.1なら人間性でもNO.1になってもらいたい」
私は人間性などと求めてはいない。最低の義務だけ果たしてほしいといっているだけだ。
結局大きな心でそういう人たちを受け入れるられるかどうかは、その人に人間味があるかだろう。
私も器が小さいが、長い間何かで貢献してくれていたら、少しは謙虚な姿勢が感じられたら、受け入れる心は、少しはあるつもりなのだが。
長長の書いてしまったが
島津製作所創業者の島津源蔵氏の言葉で締め括りたい。
それは「事業の邪魔になる人15ヶ条と家庭を滅ぼす人15ヶ条」
その一部は
・恩をうけても感謝する心のない人
・自分のためのみ思ひ他人のことを考えぬ人
・相互扶助を知らぬ人
・嘘を言い我儘を平気でする人
今日もまあまあテニスが楽しめた。今日一日の無事を感謝しよう。
こう書くとマイケル・サンデル教授の白熱教室「正義とは」みたいだけど、そんなに論理的に述べる力はない。
それに「そんなちっちゃなことでもめるなよ」と言われそうだが、わがテニスクラブのこの問題を書いてみたい。
レフティ・スタイル氏のコメントに反論となるかもしれないが。
まず背景となるクラブの現状を言うと
地元の成人を主とした30数名(女性は今や2名だけ)、競技指向でないが少しはレベルアップのために対外試合もしたいという人もいる。
現在の正会員の年会費は¥6000、半日単位で参加量¥200。
ビジター会員は年会費無料、半日単位で参加量\300。(この総会で¥500にアップ)
役員は部長、会計、クラブ対抗戦チームの幹事(過去には3チームあったが今年からは1チームになった。
役員には交通費、電話代、コピー代などの経費として小額(¥3000~¥1000)だが手当てがあてがわれる。
特殊性といえば町行政に団体登録しているということ。
団体登録すればコート代が一般市民より半額(1面1時間¥300)となるが、そのかわり町のスポーツ行事(年に5,6回)の各種役割に当らなければならいない。
夜の準備会議に数回、当日も1日拘束される。
私も2年やったが、好きなテニスができないのが不満だった。
しかしこれで年会費が浮くとなれば、それも必要ながまんだろうと思ってやったものだ。
ちなみにこの20年ほどで私は部長2年、会計2年、クラブ対抗戦チーム幹事延6年(県の理事も1年した)計10年はしている。
問題は
(1)ビジター会員の条件は?年会費と参加料金は正会員に対してどのくらいの割合が適当なのか?
(注2)ビジター会員の定義は決まっていないが概ね月1回程度の参加か年10回以下程度の参加ぐらいであろうか。
(2)対外試合にまったく出ない、あるいは当クラブから出ない人の年会費は正会員と差があるべきなのか?
(注2)外試合に出る場合は県テニス協会に個人及び団体登録費が必要
結局のところ受けるサービスと負担はどうあるべきなのかということだろうが、ここでは参加した会員が自主的に運営していくただの民間サークルの話なので、税金を払っているから市民サービスがどうとかいう話しではない。
(1)ビジター会員なる人が数名(5~8名)いる。ビジター会員を認めることが決まったいきさつを覚えていない。
ご近所ではなさそうだが、たまに男性が3人程、女性が1名来られる。友人のつてで入会されたのだろう。
特に話す機会もないので人となりは知らない。テニスのレベルは同等か私以上によいショットも見る。
年会費を払っているとか払っていないとか気にしたことはなかったというかビジター会員との認識もなかった。
ここにAさん(40歳ぐらいの男性)というずっと正会員で対外試合メンバーのNO.1だった人が入ると先日の総会で知った。
この人は特別な職種で特殊な交代勤務である。たまにしか来れない理由は承知している。
それでも十数年正会員であった。ここにきてビジター会員になる理由は聞いていないが、推測するに対外試合の出るチームが解散して、試合に出る場がなくなったからだと思う。しかもケンカ別れにのようなかたちだから新チームには移行しなかったようだ。
ビジター会員の事情を考慮すれば会費は安くてもよいというのも容認できないではない。
このクラブでしか、そしてたまにしか来れない人なら考慮できる。
しかし、たまに来る人は他のクラブでもやっていて、ここでしかテニスが出来ないという事情ではなさそうだ。
東京方面に単身赴任していて、1ケ月に1回程週末に自宅に帰えられる人がいるが正会員である。
(2)のこのクラブから体外試合に出ない人は、会費負担は少なくすればよい、会計的に運営もできるという提案した長老は自分のためだけではなくそういう人たちの代弁をしたとおっしゃる。
そもそも対外試合に参加することが普通の目標でチームを作ってきたが、月日が流れていろんな人が混じって良くも悪くも意見の相違が出てきたのだろう。
女性二人は自前でチームができなく、他チームで登録費を負担しているので当クラブに納める必要はないというのももっともである。
ここにBさん(63歳ほどの男性)という自分の都合で自チームを去って他チームに行った人がいる。団体登録だけ当クラブからしてくれと勝手なことを言っていた。
この人ものテニスの実力ではNO.1である。
試合に出ない人は負担が少なくてよいのが公平だと主張をすると、10試合でる人と1試合しか出られない人はどうなる。
登録してもチーム事情や都合で1試合も出られない人はどうなる。
そこまで公平にできるか。
対外試合に出てレベルが上れば、試合に出ない人もその人に合わせてうまくなっていくものだ。やがては還元されると考えるのはおかしいか。
ところでこう主張する(代弁させている)人は、役員をしていない。
役員がどんな負担をして会費を安くしているか知らない、知ろうとしない。
小額の手当てをもらっているといっても実費程度である。
ビジター会員はコート予約当番(月に4~5回電話予約はできないので朝の8時半に現地に出向かなければならない。)
もしていない。
AさんもBさんもどの役員も一度もしていない。
これで公平といえるのか。
Bさんには何度もクラブ対抗戦の幹事を頭を下げて頼んだが、にべもなく断られた上にチームを去っていった。
奇しくもどちらもチームNO.1だった。
総会である人が言った。「テニスの実力がNO.1なら人間性でもNO.1になってもらいたい」
私は人間性などと求めてはいない。最低の義務だけ果たしてほしいといっているだけだ。
結局大きな心でそういう人たちを受け入れるられるかどうかは、その人に人間味があるかだろう。
私も器が小さいが、長い間何かで貢献してくれていたら、少しは謙虚な姿勢が感じられたら、受け入れる心は、少しはあるつもりなのだが。
長長の書いてしまったが
島津製作所創業者の島津源蔵氏の言葉で締め括りたい。
それは「事業の邪魔になる人15ヶ条と家庭を滅ぼす人15ヶ条」
その一部は
・恩をうけても感謝する心のない人
・自分のためのみ思ひ他人のことを考えぬ人
・相互扶助を知らぬ人
・嘘を言い我儘を平気でする人
今日もまあまあテニスが楽しめた。今日一日の無事を感謝しよう。